昨年は親子歌舞伎教室へお出かけしたのですが、以前行った時ほど暑くなく良かったです。
以前行った時は、
国立劇場前にミスト状の水を出した扇風機を数台設置してありました。
昨年は無くても何とかなる気温と湿度でした(あくまで行った日ですが)
夏とはいえ、移動しただけで疲れてしまっては舞台に集中できません。
毎年夏になるともう少しこの湿度が何とかならないものかと感じざる得ませんね。
親子歌舞伎教室の前にこの伝統芸能の本を見ていたら
親子歌舞伎教室では物語に入る前に、歌舞伎のみかたという解説が入ります。
歌舞伎の舞台説明や歌舞伎の表現、演奏される音楽についてなどです。
例えば、定式幕(じょうしきまく)、花道、黒御簾(くろみす)をはじめ、客席から見て舞台右側が上手(かみて)左側が下手(しもて)、見得(みえ)や立ち回りについて、自然現象の音を大太鼓であらわしたり、演奏者・効果音についてなど一通りお話をしてくれるのです。
でも、当日次から次へ説明してもらっただけでは、あとで何だっけ?ということも出てくるとあると思うんですよね。せっかく行くなら
歌舞伎 (日本の伝統芸能を楽しむ) [ 矢内賢二 ] |
こういった写真がたくさん載っていてルビもふってある本を事前に見ていたら印象や記憶の残り方も違うような気がします。もちろん帰ってきてからも「ここのシーンはこの楽器を使っていたのかな?」とか会話が弾みそうです。
この【日本の伝統を楽しむ】は他にも、「狂言」「落語・寄席芸」「文楽」があるので、歌舞伎以外の親子○○教室へ行くときにちょうど良さそうです。
見るだけではなく、体験教室も行かせてみたいですがこちらは通学型(10日間)なので我が家からは難しいので残念です。
また、歌舞伎鑑賞の後は伝統芸能情報館にもぜひ足を運んでみて下さい。
1階には様々な展示物があって基本写真撮影禁止ですが、駕籠(かご)に乗って撮影はOKでした。伝統芸能情報館では、鑑賞した方対象の参加記念品があって、自分で使うのも良いのですが、国外にいる家族へプレゼントしています。
今年は紙製のブックカバーでした!
英語で書かれたパンフレットもありました。
私たちにはただのパンフレットかもしれませんが、海外の方がみたら立派な情報源かもしれませんね。