髪の紫外線ダメージと対策、ケアはどうしてる?髪の傷みを防ぎたい

春や秋は運動会の観覧、夏は海水浴や潮干狩り、秋はキャンプ、冬はスキー、季節を問わず屋外遊びなど、子ども達と外で過ごす時間は自分で思っているよりより多いかもしれませんね。

顔や体(腕や足)以外に髪の紫外線対策はしていますか?顔の日焼け止めは、毎日しても髪の紫外線対策は忘れがちです。
お肌に紫外線対策するように、髪の毛や頭皮にもできるだけ紫外線対策をしましょう。紫外線は肌と同じように髪へのダメージも進行させてしまいます。

髪の紫外線ダメージはどれくらいあるの?

実は髪の毛も肌のように日焼けをします。
紫外線は髪の毛に吸収されて、内部にあるメラニン(髪の毛を黒くしている色素)を分解、退色させてしまったり、キューティクルが剥がれ、栄養や水分を失った髪は乾燥し、切れ毛や枝毛になりやすくなってしまいます。

髪の毛のまとまりが悪くなったりパサつきやごわつきはありませんか?
切れ毛や枝毛もなかなか元の状態に戻りにくくなります。

頭は常に上を向いている時間が多いので、顔より2~3倍以上の紫外線を浴びているといわれています。髪の毛だけではなく、同時に頭皮も紫外線ダメージを受けています。

髪の紫外線対策にはどんな方法がある?

一番良いのは紫外線を直接あびないことですから、あびない環境をつくること。
できるだけ帽子をかぶる、日傘を使用して防ぐことが一般的でしょう。
髪の毛をまとめて紫外線をあびる全体量を減らすこともできますが、首元の日焼けに注意しましょう。
1年のうちの日射量は、5月と7~8月に多いのですが、5月は夏というイメージではないため、ついついUVケアを怠りがちです。

油断しているとお肌のように髪と頭皮も

日焼けしてしまいます。

1日で一番紫外線量が多いのは11~12時で、気温が高くなる前から紫外線を浴びていることになります。

また、海水がついたままの髪は、浸透圧で髪の内部の水分が外へ出て乾燥がひどくなってしまうので、早めに海水や汗を洗い流しましょう。登山などで標高の高いところでは、大気量が少なくなり紫外線の散乱がしにくくなるので、紫外線の影響が強くなります。

紫外線をあびないよう帽子や日傘で防ぐ・日焼け止めスプレーやトリートメントで日焼けを軽減しましょう。

髪用や髪兼用の日焼け止めスプレーは、お肌へつける日焼け止めと同じようにしっかりシャンプーで洗い流してトリートメントを行うようにして下さいね。

髪の紫外線ケアはどうしてる?髪の傷みを防ぎたい。

髪は肌と違って再生しません。
そのため、カラーやパーマ、自然乾燥でお手入れ(ケア)を怠っているとダメージが蓄積されていきます。 ダメージが蓄積されていくと、キューティクルがはがれやすく、修復しづらく紫外線の影響を受けやすくなっていきます。

長い目で見ると、タオルドライの時に髪を強くこすらないようするほかに、普段からシャンプーをしている時に頭皮マッサージで頭皮の血行を促すよう小さいながらこつこつと「継続は力なり!」なケアが大事ですね。

髪の成分は主にタンパク質。アミノ酸が結合して作られたケラチンというタンパク質です。良質なタンパク質を多く含む食べ物には、大豆製品、魚や肉、枝豆、卵、牛乳、乳製品があります。

新陳代謝を高め、髪をつくる毛母細胞の細胞分裂や再生を促す亜鉛は納豆、ナッツ類、海苔、高野豆腐、豚レバーなど。あわせてミネラル(鉄分)やビタミンEなどをとると髪に栄養を運んでくれたり、頭皮の血行を促してくれます。

すすんでとりたい栄養ですが、以上のような栄養も取りすぎると栄養過多になりますので、いろいろな栄養をバランスよくとるよう心がけましょう。

ところで、お酒を飲みますか?お酒を多量にとり過ぎると肝臓がアルコールを分解することに忙しくなり、髪の毛を生成する成分に使っている分をアルコールの分解に使ってしまいます。だからお酒の量はほどほどにしましょう。
また、刺激物やインスタント食品・ファストフードなどの脂肪を多く含んだ食品は皮脂が毛穴をふさいで頭皮の炎症を起こす原因となるので注意しましょう。

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